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VOC排出規制について

2018年03月09日

揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds , VOCs)はPM2.5の生成要因の一つであり,光化学スモッグなど大気汚染の要因となっています。環境大気の品質を改善するため2010年以降「国家環境保護“一二五”計画」「重点区域大気汚染防止“一二五”計画」「大気汚染防止行動計画」「揮発性有機物排汚徴収法(試行)」などの政策が次々と打ち出され,揮発性有機物の排出監視測定および削減対策が実施されてきました。2016年に公布された「“一三五”生態環境保護計画」では総量削減目標として新たにVOCs加わり,さらに「“一三五”揮発性有機物汚染防止工作方案」の中で全国で石化、化学工業、包装印刷、工業塗装などの重点業界に対しVOCsの排汚許可証と自主的な監視測定が求められています。揮発性有機物の低減処理と監測測定が第13次5カ年計画期間中の重要任務となっています。
当社は揮発性有機化合物オンライン監測システム「VOC-3000F」を自社で開発、製造し,アフターサービスを含めて中国国内のお客様の規制対応や環境への取組みを支援します。

【VOC-3000F】

(1)優れた安定性
・FID-GCおよび前処理とも50年以上の歴史を持つ自社技術を融合。
・業界最高レベルのFID検出感度。
・高温サンプリングおよび高温分析の実現。
・キャリアガス制御に電子式フローコントローラを採用。
・安定したカラムオーブン温度制御を実現。

(2)豊富な自己診断機能による安全性
・多数のセンサーで異常を監視。
・FID水素炎消炎時の水素ガス自動供給停止機能付き。

(3)多彩な機能
・運転履歴や各種ログなどの機能で日常メンテナンスをサポート。
・データや装置状態などを一目で把握できる直感的な操作を実現。

本製品についてのお問合せは以下までお気軽にご連絡ください。

島津企業管理(中国)有限公司 上海分公司
外資部  和田 充啓 <Michihiro Wada>
(Mobile Phone):13916104774
E-Mail:wadamiti@shimadzu.co.jp

 

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