エネルギー分散型蛍光X線分析装置 EDX-7000/8000

蛍光X線分析法の原理・特長

蛍光X線の発生原理

試料にX線管からのX線を照射すると、試料に含まれる原子から固有のX線が発生し試料外に放出されます。このX線は蛍光X線と呼ばれ、各元素特有の波長(エネルギー)をもっています。したがって、このX線の波長を調べることにより定性分析ができます。また、蛍光X線の強度は濃度の関数となりますので、元素特有の波長ごとにX線量を測定すれば定量分析をおこなうことができます。

設計されたデザイン

460mm幅のコンパクトサイズで,大型試料室を採用

460mm幅のコンパクトなボディサイズで,設置幅を従来機種より20%削減しました。
またボディサイズはコンパクトでも,最大300(W)×275(D)×約100(H)mmまでの大型試料をセットできます。


視認性の高いLED表示灯

X線発生時は装置後部のX線表示灯と前面のX-RAYS ONランプが点灯します。分析中はX線表示灯の両側が青く点灯し,離れた場所からでも装置状態がひと目でわかるようになっています。

 

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